手術後ケア
手術後のケアで、傷跡、不調を解消します。
術後後遺症とは手術のダメージから回復した後の倦怠感、自律神経失調、残った傷跡のひきつれや痛み、癒着(ゆちゃく:本来、離れているべき組織がくっつくこと)、リンパ節切除に伴うむくみなどのほか、消化や排泄、発声、唾液分泌などの機能喪失といったものを指します。術後後遺症を防ぐには、できるだけ早く「手術後ケア」をすることが必要です。
こんな症状で悩んでいませんか?
- 倦怠感
- 突っ張る
- むくみが気になる
- しびれ
- 傷跡が残る
- 不眠
- 自律神経失調
- 耳鳴り
手術後の体調不良はなぜ?
手術の後、切った辺りの痛みがなかなか取れない。はっきりはわからないんだけど体が変わったような気がして、とにかく調子が悪い。お医者さんに相談しても、「病気は治っているから大丈夫」と言われてしまって…。
時間が経てば治るのでしょうか?
という方、とても多いのです。
体にメスを入れるというのは、思った以上に体にダメージを与えるものです。
手術後の体調不良の原因とは?
手術の時は、皮膚を切って内臓を施術しますが、その時、皮膚1枚を切っているのではなく、皮膚、脂肪、筋膜、腹膜と、何層もの組織を切ることになります。
体に歪みがあり、ねじれた状態で切開すると、それぞれがバラバラに開いてしまいます。縫合するとき、どうしても無理が生じますから、傷の治りも悪く、後遺症も残りやすくなるのです。
歪んで縫い合わされてしまった部分は、動きが悪くなり、周りの組織に負担をかけます。もちろん体も歪み、バランスがおかしくなり、手術した場所とは違うところに痛みが出たり、体調が悪くなったりします。しばらくは良くても、数年後に歪みが大きくなって症状が出ることも多いです。どこがどう痛いのかはっきりとしない不定愁訴という形で出ることもあります。
病院では、内臓の病気が治れば、「完治」として、その後の体調不良はケアしてもらえないことがほとんどですが、本当は、手術によってダメージを受けた筋膜などの組織のケアもしてあげなくてはいけないのです。
手術前にしっかり体を整えて、きれいに切開できれば、傷の治りが早くなります。そして、手術後はできるだけ早くバランスの崩れを戻し、ダメージを受けた筋膜などの組織を整えてあげることで、回復が早くなり、後遺症も残りづらくなります。
筋膜とは?
筋膜は、筋肉はもちろん、骨、臓器など、内臓のあらゆるものを覆っている膜です。一般的に筋肉の周りについているものを筋膜、骨の周りは骨膜、内臓を覆っているのは腹膜、と呼んだりしますが、すべて筋膜です。筋膜同士はつながっていて、体全体を覆っているので、「全身タイツ」のようなものと例えられたりします。
骨、筋肉、内臓のポジショニングをし、それらを支えるという大変重要な役割をしています。私たちの体を形作っているのは筋膜であると言って良いくら いです。筋膜には程よい伸縮性があり、体を動かした時はそれに合わせて柔軟に動き、そして、元のポジションにきちんと戻るのですが、どこか1か所でも傷ついたり絡まったりして動きが悪くなると、滑らかな動きができなくなり、体に不調が出てきます。
縦切りと横切り?
腹部の手術をする時、メスを縦に入れる場合と、横に入れる場合があります。一般的には、縦に切る場合が多いのですが、横切りだと傷跡が目立たないという理由で、若い人の場合はわざと横に切ったりします。
しかし、筋線維というのは縦に走っているので、縦に切った場合は筋肉をあまり傷つけることなく切開できるのですが、横切りだと、筋肉をバッサリと切ってしまうことになります。皮膚表面の傷跡は目立ちにくいですが、体へのダメージは横切りの方が大きいです。一度切ってしまった筋肉はなかなか元に戻らないからです。 最近では、表面の皮膚は横切り、皮下組織は縦切りにする、という技術もあるようです。
なぜ整骨院で手術後のケアができるか?
腰痛やその他症状で通院して頂いている患者様からのある一言がきっかけで始めました。
「手術は無事に終了したけれど、なんか体がだるくしびれや傷跡が突っ張るだよね…。
いつも施術してもらってる治療器で何とかなりませんか?」
という相談を受け、施術をすることになりました。
特に重視したのは、血液の流れをよくする、しびれやツッパリ感、傷跡の目立ちにくくすることです。 そこで威力を発揮するのは下記の3種類の治療器です。
結果は、だるさとツッパリ感、傷跡の目立ちが改善したとのお言葉を頂きました。
特に、褥瘡治療(床ずれ)にも使われる「直流微弱電流」の効果が顕著でした。
※当院で治療中の施術例です。
↑施術前↑
↑高周波ラジオ波温熱施術↑
↑直流微弱電流施術↑
↑超音波施術↑
↑施術後↑
当院で使用している治療器は本来、ケガの治療に多く使われますが、組み合わせることにより、色々な症状の改善につながることがわかりました。
少しでもお悩みがあるならばご一緒に手術後のケアをしてみませんか?
高周波ラジオ波温熱(ラジオスティム)
ラジオスティムという治療器を使い体の深部に温熱を入れ滞った血液の流れを改善することが できます。
超音波(UST-770)
手術後の傷跡に体に感じない低出力の超音波(LIPUS)を当てることにより傷跡が目立たなくなります。
直流微弱電流(IM-2000)
傷跡に直流の微弱電流を流すことで腫れや浮腫を軽減します。
3種類のエネルギーを組み合わせることで、手術後のお悩みを改善致します。
出張施術致します
目黒区、練馬区限定とさせております。
詳細に関しては、当院迄ご連絡頂ければご説明させて頂きます。
03-6712-2977
Line
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