腰痛解消!「柔軟性」を理解する | 「中目黒クラール整骨院」急な痛み・慢性的な体の不調を改善できる整骨院

腰痛解消!「柔軟性」を理解する

中目黒クラール整骨院のブログにお越しいただきありがとうございます。
腰痛に悩む患者様の多くは「体が固い」です。
体を柔らかくする必要性をまとめてみました。

 

柔軟性とは?

 

体操をしたりスポーツをしたりする時、よく柔軟性という言葉を耳にします。柔軟性が高い人ほど体を自由自在に無理なく動かすことができ、身体に負担をかけることがありません。反対に柔軟性が低い人の場合、例えば前屈一つとっても満足に手を地面に近づけることができず、あまり身体を動かせないことになります。つまり、柔軟性というのは身体を動かす範囲に大きく影響を与える重要なポイントだと言えます。柔軟性が低い人の場合、身体を思うように動かせなかったり筋肉に負担をかけて緊張状態に陥りやすいため、腰痛原因になるなど様々な悪影響が現れることもあるので、決して楽観視することはできません。

そんな柔軟性ですが、ひと口に柔軟性と言っても、詳しく見ると動的柔軟性静的柔軟性という2種類に分けることができます。

静的柔軟性というのは、名前の通り単純に関節を動かせる可動範囲の大きさのことを意味します。力を抜いてリラックスした状態で無理なく動かせる範囲とも言え、他人が動かしたり重力によって動かすこともできるので他動的柔軟性と呼ばれることもあります。

これに対して、自分の意志と力を用いて動かすことのできる柔軟性のことを動的柔軟性と言います。具体的な例を挙げると、前屈をする場合、同じ形になるにしても柔軟性の性質は異なります。自分は座ったまま他人に後ろから押してもらう場合は静的に該当し、自分で動かす必要が無いので最も可動範囲が広くなります。立った状態で前屈する場合は、自分で前屈みになりつつも重力によって下方向へ引っ張られるため、動的でありながら静的な要素も兼ねています。座った状態で天井に向けて手と足を曲げて前屈の形を取るような場合は、全ての力を自分で加えているので動的ということになります。

このように、同じ動作一つとっても、その力の加わり方によって柔軟性の種類が変わります。
静的と動的の柔軟性の間にギャップが多いと、身体への負担がかなり大きくなるため、怪我をするリスクが高まるので注意しておきましょう。

 

なぜ柔軟性が必要性なのか?

 

柔軟性は身体の可動範囲に関わるものだと上述しましたが、腰痛の解消にも非常に大きな影響を与えています。そもそも腰痛は、血行が悪化することで筋肉が緊張状態に陥り、痛みを感じてしまうことが直接的な原因です。このように血行が悪化してしまうのは、デスクワークで長時間同じ姿勢を保ち続けることや、運動不足、不良姿勢などが考えられます。いずれもほとんど動かないために血行が低下し、身体の中でも負担がかかりやすい腰付近の筋肉が緊張しやすくなってしまうのです。

しかし身体の柔軟性を高めておくと、こういった様々な問題点を解消することができます。

柔軟性が高いということは身体の可動域が広がるということであり、それだけ筋肉も動きやすく柔らかい状態を維持できます。筋肉が柔らかくなると血管の圧迫が解放され、血行を悪化させてしまうという悪循環を防ぐことができるので、腰痛を改善させることができるのです。

これは腰だけに限ったことではなく、全身の様々な部位でも同じようなことが起こります。その結果、基礎代謝が高まることでエネルギーが効率よく燃焼されて痩せやすい体質になったり、冷え性や肩こり、頭痛など様々な不調を改善することもできます。体内に蓄積した老廃物や疲労物質なども血液によって運ばれるため、血行が良くなることで疲れにくい体質にすることもできます。

このような様々なメリットにより、腰痛の改善だけではなく全身的なパフォーマンス向上が期待できるのです。もちろん柔軟性はすぐに高められるものではありませんが、毎日根気良くストレッチや柔軟体操を続けていくことで驚くほど体を柔らかく変化させることもできます。

柔軟性が高くなれば筋肉が無理なく様々な方向に動くことができるため、スポーツなどでも怪我をしにくくなります。日常生活や運動をする場面でも多くのメリットを得ることができるので、身体が固いと感じている人は積極的にストレッチを取り入れると良いでしょう。

 

あなたに必要な柔軟性は?

 

柔軟性には様々な種類がありますが、その人の仕事や年齢などに応じて身に着けておいた方が良い柔軟性は微妙に異なります。

例えばデスクワーカーの場合、毎日長時間机に座って同じ姿勢でいることが多いので、肩こりや腰痛を発症しやすいです。これを予防するためには、肩回りや腰回りの筋肉の柔軟性を高め、血行を促進させる必要があります。肩をぐるぐる回したり腰を後ろ方向へ反らしたりするストレッチを続けると、次第に筋肉が柔らかくなって柔軟性が高まるので実践してみてください。

ランニングが趣味の場合は、主に足に大きな負担がかかって怪我をすることが多いので、足に効果的なストレッチを行って柔軟性を高めましょう。前屈やアキレス腱を伸ばす、屈伸や足首を回すなど様々なエクササイズがあるので、無理なくできそうなものから挑戦してください。

高齢者の場合は全身の老化はもちろん関節痛や転倒による骨折などが多いので、足腰や関節を中心としたストレッチがおすすめです。ただ、高齢者の場合は筋肉量がかなり低下しているので、無理をすると返って身体を痛めてしまいます。テレビを見ながら足を動かすなど簡単なものでも構わないので、無理なく続けられる内容にしましょう。

主婦の場合は家事や育児でかなり動き回ることも多いので、実は意外と柔軟性が高い人も多いです。もちろん、家の中でゴロゴロしている時間が多い場合は身体が固くなっていることもあるので、意識してストレッチを取り入れるようにしましょう。時間がある場合は、頭の先から足先まで、全ての筋肉をほぐして柔軟性を高めておくと疲れ予防や老化防止にも役立ちます。

子供は何もしなくても柔軟性が非常に高いので心配は不要ですが、成長するに従って少しずつ柔軟性は失われてしまいます。せっかくの柔らかさを少しでも長続きさせるためにも、全身ストレッチを毎日行っておくと良いでしょう。スポーツをしている子は怪我を予防するためにも、積極的にストレッチしておくことをおすすめします。

 

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